2006.01.28

Web時代のリテラシー


先日、「リテラシー」って何よ?っと思った今日この頃です。まぁここでは、知識とか使う技術のことを意味しているつもりです。

最近、流行ってますよね、ブログ。でも文章はさておき、見た目を思いのままに表現するのは難しいことです。私は後で述べますがHTMLとCSSは一通りは使えるのでいいのですが、いきなりそういう知識がない人がいじるとなると敷居は高いでしょう。私自身はブログツールはWordPressを使っていますが、MovableTypeにしても良かったのかも知れません。MovableTypeはサポートしている書籍も豊富にありますがWordPressほとんどありませんし。しかし選別した当時MovableTypeはライセンス体系を変えてフリーで使える範囲が縮小されました。快適に使っていてバージョンアップしようとしたら「はい、○○円」とかって言われるのも嫌だしなぁ…GIFの件もあるしなぁ…ということでWordPressにしました。まぁでもXOOPSNucleusWikiといろいろありますよね。Wikiなんかいろんなクローンがあるみたいです。さすがにZoopはちょっと難しそうで使う気になれませんでしたし、Pythonって当時あんまり聞いたことなかったし書籍も少なかったので…やっていれば何とかなったかも知れませんが。

Pythonはさておき、PHPやPerlもなかなか大変です。まぁスクリプトは置いておいても、このブログでもタグ付きのコメントが書けるように、HTMLがわからないとコメントもそれなりの表現が出来ないです。まぁ文章なんてわかりゃいいんでしょうけどね。で、HTMLっていっていますがWordPressが採用しているのは正確にはXHTMLでXMLで再定義されたものです。現在のWeb業界は進み方が早く、Web2.0だとかAjaxとか私もよくわからないものが多くありますが、つい最近までXHTMLとCSSでWeb標準化と言われていました。WordPressもそうでXHTMLとCSSによるWeb標準化はあっという間に広まりました。

私自身はXHTMLとCSSによる標準化を試みたのは3年くらい前でして、自社のサイトをそうしようと思って導入しました。当時私はWebサイトの構築(HTMLのコーディング)は出来るのですが、デザインのセンスがないと言うか自分でもイマイチって思っていて、特に画像の処理に関する知識も技術もないので外注していました。もともと自社のサイトは自分で作っていましたが、取引先が依頼している作成業者が安くていい感じだったので紹介してもらって頼んでいました。あの当時…まぁ今もですが…Googleダンスに対してどうしようかと悩んでいました。Googleダンスとは当時月に1,2回クローラーを走らせてGoogleの検索結果が新旧で入れ変わり、検索するたびに結果が変わってダンスしているようなことを指しています。現状では日に2,3回もクローラーが来ますが、それって去年にそういう仕様になったみたいです。こういう事からもわかるように検索エンジン対策としてGoogle対策等をしていたとしてもエンジンの方のアルゴリズムが変わると結果が変わるわけですし、そのアルゴリズムを解析することも数ヶ月かかる場合もあるわけですし、その度にこちらもコーディングをいじらないといけません。で、思ったわけです。「XHTMLとCSSの採用で標準化した本来の構造化文書とし、例えアルゴリズムが変わろうと検索エンジンの結果として1位になれなくても5位くらいはキープする。」って。端的に言うと基本に忠実にと言うことでしょうか。

今でこそ良識派を表明しているようなWebコンテンツ屋さんはXHTMLを標準的に採用していますが、当時はデザイナーが心の赴くままに作成されるのが普通で、MacromediaのDreamweaverなどのツールを使って作って、ひどいところではHTMLのコーディングも出来ない人もいたようです。つまりそういうのに対応している所って、まぁくまなく探せばあったのでしょうけど、価格的に折り合ってWeb標準化しているところはほとんどありませんでした。もちろん、それまで作成を依頼していたところにもお願いしましたが対応できないとのことでした。で、結局少ない書籍と趣味的なWebSiteを参考にして自分で作ることになりました。特に参考にしたサイトはこちらです。当時はまだ <h1> は字が大きくなって太字になって、<h6> は字が小さくなりますなんていう解説書も少なからず存在していた時代でした。

私は実家の会社以外に別にサラリーマンをしようと思い、手のかからないサイトを作りたくてWeb標準化に取り組んだわけですが結果的には正解だったと思っています。こんなに早くWeb標準化が言われるようになるとは思っていませんでしたし、GoogleやYahoo!での結果には満足しています。正直そんなにいい成績になるとは思っていませんでしたし。当時はよく「御社のサイトをGoogleの○位でいくら…」みたいな営業が来ましたが、現状でいい成績で「順位が下がってもお金払うっておかしいやん?」とか言っていじめていましたが(笑) しかしそういう営業も今は全然なくなりましたね。だってよく考えたらわかることですが、知りたいことはサイトの中身で重要なことはサイトの充実です。適切な情報を適切に配置するのが第一歩だと思っています。

今後は義務教育でもHTML+CSSとスクリプト言語の入り口くらい教えてもいいのではないのかと思います。概念的には構造化文書と言うことで新聞に似ているのでしょうか。それにしてもPerlの価値が相対的に下がりましたよね。CGI全盛の頃はみんなPerlでPHPが動くサイトなんて希だったのに。何もやらなくても勝手にやる人はいるわけですが、足がかりを与えればもっと裾野が広がるでしょう。しかしそこで最終的に問題になってくるのは訴えたいことを見つけることと文章の表現能力になるはずです。文章を書こうとする力は総合的な力を育むはずです。

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