2008.01.10

検索エンジンの同時性について


昔はGoogleのクローラーがサイトを訪れるのは月に一回とか二回ほどだった。そして数日後に数日間かけて検索結果の順位を調整していて、その間は上位に表示されたりえらく下の順位になったり…という状態で、それをGoogleダンスなどと呼んでいた。

今は一日に一番たくさん訪れるのは検索エンジンのクローラーということも珍しくない。特にこの程度のブログでは(笑) そのお陰で今日では検索結果がGoogleダンスと呼ばれるような形で変化することはなくなり比較的落ち着いている。もちろんアルゴリズムが変われば検索結果は大幅に変わることはよくある。Googleのアルゴリズムも昨年の11月頃に大幅に変わったようだ。

しかし、この高頻度の更新は困ったことも巻き起こしている。それは、とある事件があったとき、その事件の登場人物などをサーチした場合にその関連記事で上位の検索結果を埋め尽くされてしまう。

今は前の記事のハリー・ポッターとガンダムの共通性を書いて引き続き書いているがハリー・ポッター ガンダムハリー・ポッター ガンダム をGoogleで調べると15分ほど前に書いた記事がもう検索結果に出ている。正直試してみた自分が驚いている。メールにしてもWebサイトにしても受け手側は自分のペースで閲覧可能だが、電話や鳴り物入りで話題になったセカンドライフは受け手側の時間を拘束する必要がある。それが同時性だ。セカンドライフが今のところパッとしない要因は同時性にあるのだと思う。

検索エンジンの理想は検索者にとって理想的な順位で表示することであるがその場合はそうはならない。その場合はその事件以前の検索結果が欲しいわけだ。Webサイトの非同時性はそれまで実のところ検索エンジンによって保たれていて、それが良いように作用していたのだが、もう既に非同時性は崩れているのかも知れない。今後、検索エンジン各社はこの部分をどうチューニングしていくのか興味深く思っている。

カテゴリー: Web系, コンピューター パーマリンク

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