昨年末に近所の自動車整備工場が廃業した。オヤジは70歳近くだったと思うが、若いあんちゃんもいてその人に引き継がすのかと思っていたが急な廃業だった。それよりも2008年のカレンダーを配って廃業通知というのも驚きである。まぁこちらからは計り知れないない要因もあったのだろう。
詳しい話をしていたわけでもないが、それなりに大変のような話だったので、窓の撥水加工や1年点検などをお願いしていた。しかし、その1年点検もポジション球が切れていて交換して欲しかったのでオートバックスで換えの玉を買って点検の際にお願いした。でも交換してなかった。電球が切れていたのに交換していなかったのは正直ショックだった。「何を点検したの?」
以前、チューンナップ系の仕事をしないのかとか聞いたことはあるが、しないとのこと。それ以外に私の知っているある二つの自動車修理工場は、それに対してとても興味深い。
一つは池田にあるナギサオート。ここはオーナーがレース好きが高じてパーツなどを売っていて、私も一度そこのオリジナルパーツを着けてもらった。私もよく知らないが86レビンやGT-Rのチューニングでは全国的にも有名らしく、いつ行っても工場内は預かっている車がひしめいている。ここも聞くと初めは普通に車検や修理などをするくらいの工場だったらしい。
もう一つは東大阪にある寿自動車。私の車では現在タイヤをアドバンのネオバを履いているが、これがかなり高い。それも2年くらいしかもたない…(+_+) 近所のタイヤ屋さんで見積もったのですが高くて手が出なくてヤフオクでみていたらかなり安く出だしています。近所のタイヤ屋さんと4本セットで1本分くらいの差がある。実際にそこで交換しましたが平日の昼間でも車が出入りして電話もひっきりなしにかかってきていました。ほんまに東大阪の普通の住宅街にある普通の自動車修理工場なんですが…。誰がWebのプロデュースをしているのか非常に興味あります。コーディングやデザインの技術は高くないですがマーケティングは完全に狙っています。売っている数も多いから入り値も抑えられるという、当たり前と言えば当たり前の勝ち組の法則です。
多分、10年以上前はその三つの自動車修理工場は規模的にもやっていることもそこまで大差なかったのではないのかと思う。しかし、まじめに一生懸命やるだけでは事業を継続させることも難しいのだということを示唆していて、現状維持は沈下を意味している。
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