ま、チェロ弾きなら一度は行ってみてもいいかな…って。
ヨーヨー・マ チェロ・リサイタル
- ヨーヨー・マ(チェロ)
- キャサリン・ストット(ピアノ)
- プログラム -
- シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
- ショスタコーヴィッチ:チェロソナタ ニ短調 Op.40
- 休憩
- ジスモンチ:ボーダス・ヂ・プラタ(銀婚式)~クアトロ・カントス(4つの歌)
- フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
会場:ザ・シンフォニーホール 主催:朝日放送
ヨーヨー・マにしてはクラシック向きな演目ですね。シルクロードとか言っていたときは正直なところ聴きに行く気はしなかったです。当時は馬頭琴とかも弾いているとか聞いていたし。一周してやっと戻ってきたって感じでしょうか。またどこかへ行ってしまわないうちに行くことにしました。
しかし…S席18,000円って…高いよなぁ。それも、「この席がS席かよ!?」みたいな感じだし。安い席でも10,000円くらいだったかな。それでも席はほとんど埋まっていました。A席なんて根本的にほとんどない…売り上げは少なく見積もって2500万円くらい?(ちなみにシンフォニーホールのキャパシティは1700席ほど) 客も音大生っぽいのはほとんどいなくて50歳以上がほとんどだったなぁ。
実は演目が事前の発表と若干変わりました。で、ショスタコのソナタって聴いたことなかったんだよねー。これって何?って思いながら聴いていました。ヨーヨー・マは上手かったけど迫力はなかったな。チェリストってどちらかというと楽器の技巧よりも迫力みたいな感じがあるんだけどマは上滑りな感じがしました。フェニックスホールとは言わないけどチェロ一本ってなるといずみホールくらいが妥当なんだろうと思う。やはりシンフォニーホールはチェロにはデカすぎる。さすがの3億円のモンタニアーニャもキツそう。キャサリン・ストットは知らない演奏家だけど実力は十分に感じられる奏者でした。まぁ、ヨーヨー・マも録音は有名どころを使っても、コンサートツアーは実力があって活動がしやすい人とやりたいわな。相手のスケジュールに彼が合わせるわけにもいかんだろうし。
一言言いたかったのは演奏会のパンフレットを売っていたこと。これだけの入場料を取っておきながらなぜパンフレットが販売なんだ!? いや、入場料がいくらかというのじゃなくてちゃんと配布してしかるべきだ。客と音楽を舐めているとしか思えない。別にパンフレットを買う金がなかったわけでもないし、そのお金が惜しいと思っているわけでもない。でも、そういうやり方が残念に感じました。主催の朝日放送も再考して欲しいものです。
演奏もそういう意味では上手だけど商業主義って感じもしました。いい意味でも悪い意味でも「Show」って感じ。特有のドキドキ感や鳥肌が立つ感じもなくて、ただただ音楽が流れていく…って印象でした。うーん、彼の演奏はCDでいいかな! アンコールはモリコーネの「船上のピアニスト」のテーマ、ガーシュイン(ハイフェッツ編曲)のプレリュード、サン=サーンスの白鳥。ま、無難にこなしておりました。ただ、白鳥は良かったな。ああいう風に弾くんだって感じた。
昔、ヨーヨー・マが駆け出しの頃…多分今から25年くらい前に私の祖母が客が少なくて動員されて行ったらしい。コンサートが終わって観客の拍手に涙を流して答えていたと聞いています。隔世の感があります。
- takacello
- えーっと、それってなんてチェリストだったん?
- 祖母
- えーっと、なんやったかなぁ…。マーマー・ヨとからそんなんやったわ。
- takacello
- ぇー、そりゃ、ヨーヨー・マやろ!!!
お後がよろしいようで…orz …でも…実話です。

15年くらい前に私も聞きに行きました。
伸びやかで軽くて色のある音が良かったけど、好みじゃなかった。笑
私はもっと本質を突き詰めようともがきながら光る音楽が好き。表面の美しさは二の次でいい。
ハンナ・チャンは生で聞いたチェリストの中で隔絶して良かったですよ。
彼女を超える生音は聞いたことがないです♪
全然日本に来ないけど。涙
☆Azumi さん
うん、確かに音には伸びやかさがありましたね。最近、ペレー二やベルリンフィルのトップだったベッチャーとかを間近で聴いたので比較してしまいます。どちらもいぶし銀って感じだったし。
そういや両方ともお話しさせていただいたことあります♪
ハンナ・チャンですか。韓国の女性は激しいのでちょっと距離を置いたくらいがいいですね(爆) 一度、聴いてみます。