個人的には桜は八重桜よりもソメイヨシノが好きですが、造幣局は厚ぼったい感じの八重桜が中心です。八重桜の咲き頃はソメイヨシノよりも後なんで、もうソメイヨシノは葉桜状態。ソメイヨシノは咲いている姿も良いですが散る様子の方が好きです。八重桜というと沖縄は八重桜が多く、今帰仁城趾に大学時代にお弁当を作って花見に行ったことを思い出します。通り抜けに関しては造幣局のこちらのサイトに詳しい案内があります。
どうやら造幣局の通り抜けをする人々を「観桜者」と言うそうです。しかし…誰が作った造語なんだろ? やっぱり「かんおうしゃ」って読むんかな? 結構、中国人や韓国人の旅行者も多いからその人達もこれでわかるんならいいのかも知れない。造幣局に入る前の公園では葉桜のソメイヨシノがありました。
八重桜であろうとソメイヨシノであろうと、日差しの強いときの撮影ってムチャ大変です。逆光になると花びらが周囲より暗くて見えなくなるし、順光だと光が強すぎて桜の微妙な白というかピンクの色が飛んでしまいます。おまけに黄砂っぽくて空も黄色っぽくて、快晴なのに綺麗な空って感じではないのも痛いところ。曇りが撮影には向いてるみたい。
しかし…平日の昼間なのに…人が多い! 多分この瞬間一番大阪で人口密度が高いところやと思うわ。東京の山手線には負けてるかも知らんけど。ムービングウォークで運んだ方が効率良いかもなぁって感じです。中国人の観光客や山陰辺りから来たと思われる農協の団体っぽい人達とか…いろいろいます。
とまぁ、ベルトコンベアのように…まるで運ばれているかのごとく歩かなければならず、立ち止まっての撮影も制限されておりまして、撮影した桜が何なのかよくわかりません。しかし、ここでしか見ないような桜って実際の所どういう風に自生しているのでしょうか? 緑色の桜の花まであって驚きです。まぁ、ソメイヨシノも百年ほど前に作られて、それが全て接ぎ木で増やしたという事実も驚きではあるんですが。金にもならないのに全国に桜を咲かせようと接ぎ木しまくった日本人も面白いです。今の社会にもそういう余裕が欲しいもんですね。
造幣局を出て折り返すように屋台が沢山出ている川沿いを歩くことにしました。ちょっと小腹が空いたのでサザエの壺焼きなんかを食べました。サザエの壺焼きは結構好きなんですが、味はまぁこういう所だからあまり深く追求してあげても可哀想かなぁ…って感じの物です。はい。しかし、いろんな露天がありますね。きゅうりの一本漬けなんて買う人いるんですね。あと、いろいろ露天があっても何か30mごとに同じようなのが出現してくるんですよね。歩いても歩いても同じ所に来てしまうようなパラレルワールド状態を味わさせてくれます。
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