2009.10.26

ピーター・ウィスペルウェイ チェロ・リサイタル


「ウィスペルウェイ」って文字になっていても頭の中で音にならないんですよね。カタカナなのに「どう読むの?」って思ってしまいます。「ウィス・ペル・ウェイ」って三つの部分に分けたら読みやすいかな?

ウィスペルウェイはオランダ生まれでビルスマやウィリアム・プーリスに学んで古楽器と現代楽器を弾き分けるチェリストです。そもそもはCDショップで流れていたバッハの無伴奏の演奏を聴いて衝動買いして結構お気に入りです。彼の演奏でChannnel Classicsってレーベルを知ったんだけどポッジャーの無伴奏ヴァイオリンの演奏も良い。もちろんなるべくウィスペルウェイの演奏も揃えています。

ピーター・ウィスペルウェイ チェロ・リサイタルのチラシとパンフ現役のチェリストではペレーニと並んで好きですが実際の演奏は聴いたことがありませんでした。今回は日本ツアーで大阪でも大フィルと29日と30日にハイドンの1番のコンチェルトをする予定で聴きに行こうかと思っていました。ちなみにその時のメインがカルミナ・ブラーナ…ハイドンのチェロコンとカルミナってどうなん?…って感じです。この印象をクラシックのわからない人にどう説明したら良いんだろう? 高級寿司店で上にぎりを食べてからステーキのどんではみ出るような500gの肉を食べるような感じ…とでも言えばいいでしょうか。ステーキを食べている時は寿司の感触は忘れ去られている…みたいなw

ま、それはさておき、東京に行くことになって聴けないんだから東京でやっていたら聴きに行くべ!と探したらありました。前置き長かったけど。

ピーター・ウィスペルウェイ チェロ・リサイタル

川口リリアホール

  • ピーター・ウィスペルウェイ (チェロ)
  • パオロ・ジャコメッティ (ピアノ)

– プログラム –

  • フォーレ エレジー
  • フォーレ ロマンス
  • フォーレ パピヨン
  • バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番よりプレリュード
  • サン・サーンス 白鳥
  • シューベルト アルペッジョーネ・ソナタ
  • 休憩
  • ブラームス チェロソナタ第1番

2009年10月26日 19時開演

会場:川口総合文化センター リリア音楽ホール

埼玉まで行ってきましたよ、ほんま、大阪から聴きに来た奴なんていないだろうな、まったく。ホールは良かった。川口は人口が50万人程度ですが北摂でもこれくらいのホール欲しいよね。意外に大阪にはこの程度の規模の街はないかも知れない。強いて言うと尼崎程度の立ち位置かな。今回は新橋に泊まったので羽田から新橋に行って、荷物置いて電車で行きましたが30分ほどで着きました。

ピーター・ウィスペルウェイ チェロ・リサイタルのチケット チケットはホール主催の公演だったようで公式サイトから申し込みましたが1週間前にも関わらず残っていましたが現地手渡しって事になりました。なおかつ電話がかかってきて伝えてきてちょっとびっくり。でも意外にキャンセルされた席だったのかな?って感じの良い席でした。で、いつもの後輩Aちゃんを呼び出し鑑賞と相成りました。

演奏自体は力がある奏者だというのはわかるのですがイマイチ大味だなぁという印象は歪めませんでした。それってどうなん?ってので、遊びすぎてミスするって言う場面が何カ所かありました。だったら普通に弾いてよ?って思うのですが。まぁ、ライブだからパフォーマンスをしてくれるのは良いんですが若干期待した方向性と違うところがありました。でもそれは本質的な悪さではないと感じています。本来はサロン的な空間で弾いて貰うのが一番幸せなんだろうなぁと思わせる物でした。あと、ピアニストのパオロ・ジャコメッティはとても良かった。レーピンの時のイタマール・ゴランを思い出すような感じで室内楽の楽しさを引き出してくれるピアニストでした。まぁ弦楽器奏者ってそういうピアニストが好きなんだけど意外にいないんよね…特に日本人には。そもそもピアノを伴奏だと思っていることからして間違っている。何だったらチェロが伴奏かも知れないんだよね、曲的には。

アンコールの曲目 アルペジョーネとブラームスの1番の間に休憩があったんだけど、個人的にはアルペジョーネの方を後に回してメインっぽくして貰えた方が良かったかなぁ…と感じる。というよりは小品よりはもう一曲ソナタを入れて欲しかったなぁ。ただツアーの他の兼ね合いから量的にもきつかったのかも知れない。印象もブラームスに関してはほとんどなくてアルペジョーネの方があった。後は関東でも大々的にイビキをかくおっさんがいることを知った。連れてきた奴は会場の外に引っ張り出して欲しい。アンコールはショパンの華麗なる円舞曲、フォーレの夢のあとに、バッハの無伴奏6番よりサラバンド。

川口のライオンでAちゃんの辛口毒舌トークを堪能して新橋に帰りました(笑)

カテゴリー: 2009秋-東京, 旅行・出張, 音楽・コンサート パーマリンク

Trackback URL

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。