午前中は昨日行った華山花苑(华山花苑:Huàshān huā yuàn)を現地の不動産屋に見せてもらいました。検索すればわかりますが上海では日本語対応の不動産屋がいくつかあります。日本人が個人でやっている所もあれば、システマティックにやっている様な所もあります。待ち合わせまで時間があるのでまた交通大学近辺を散策して土地勘を養います。
物件観覧
中国の高層マンションは10年くらい経つと築30年?って位朽ちてきます。私も不動産関係でマンションの販売もした事があったので日本のマンションを見ればすぐに分譲か賃貸かも大体わかりますし、築年数も大体わかります。まぁ築年数はデザインというかトレンドがあるので一概に見た目の古さでは何とも言えないのは確かですが。それでも中国の物件はすぐに朽ちてきて驚きです。ネットで見ると1995年竣工物件とあるので築18年ですが…どう見ても30年くらい…って感じです。
あとエアコンの室外機が外壁に取り付けるひさしがあり、大抵室外機がその上に載っているのですが、何故かほとんどの室外機に土砂が積もっています。埃や泥というレベルでなくて「土砂」です(笑) 見ていて「これってどっから降ってきたのだろう?」と悩みました。
室内はオーナー次第でリフォームされている物はそれなりです。ただ水回りは良くない印象で、小さなステンレス製のドラム缶を上から吊してその中にお湯を貯めてシャワーを浴びます。そのタンクのお湯がなくなればとたんにお湯が出てこないという仕組みです。洗濯機や調理器具、ベッドやテレビは大抵揃っています。室内が綺麗な部屋もありますが共用部は「刑務所?」って感じです。もう少し郊外に行くとのんびりした感じの物件もありますがそんな感じ。日本円で10万円程度出さないと湯船付きのお風呂はありません。ノリ的には高層の団地でレベル的には昭和50年代初期のやっと風呂がついた辺りの雰囲気です。今の日本ではあっても住人は少ないし取り壊して建て替え対象な感じでしょうか。
ここは場所や価格的には悪くはないけど、写真で見るよりは物件が良くない感じというか端的に言うと不潔な感じ。うーん、ちょっと…って感じでしょうか。予算的には月5万円程度ならいいなと思っていたのですが。
この上の写真はそのマンション群に止まっていたクロネコのトラックです。日本と全く同じでちょっと感動(笑) こちらはマンションを見てから降りてきた時に撮りました。後でマンションの中も撮っておけば良かったなぁ…とちょっと後悔。
市内散策
また昨日と似た様な所をうろうろしながらホテルに戻りました。ホテルでT氏と落ち合って食事してのみに行きました。
生きてる魚を売ってる所はちょっとグロいかなぁ。ブツ切りにされた魚が口をパクパクみたいな(笑) てか何でブツ切りなん?とは思いましたが。目の前で魚を購入して捌くのを目の当たりにしたので撮影しましたが、こいつは三枚におろしていました。ブツ切りかと思ったのに(笑) ただ気絶させるのに地面に叩き付けるという豪快さでした。
魚を捌くのを見たくない人は再生しないでね♪
市場を抜けるとまた別の団地群がありもっと古そうな感じで袋小路っぽかったけど入っていって見ました。ほんとロンジモントホテルのすぐ真下と言ってもいいくらいの場所です。こう洗濯物が干してる感じっていいよね。でも日本ではこういうのって昔もなかった様な気がします。ヨーロッパではありますよね。母を訪ねて三千里とかで出てくる様な地中海地方の田舎町とか。偶然結婚式の車を見たので撮ってきました。残念ながら新郎新婦は見れずです。多分屋内で食事会って感じだったみたい。
やっぱレンタカーなのかな。町並みと合わないBMWですからね。そう言えば爆竹の音も遠くから聞こえていたなぁ。こういう感じの所ってやっぱツアー旅行では行かないから面白い。
ホテルに帰ってT氏と落ち合い中山公園に行きました。
そういや、上海の車ってみんな綺麗なんですよ。バイクはあり得ないくらい汚いのに。バイクや自転車は綺麗だと盗まれるっぽいです。車は洗車屋さんが日本円で300円程度で洗ってくれるようです。車を持てる人からすれば大した金額ではないのでしょう。マッサージ屋もそうなんですがそう言う所に所得格差というか勝ち組負け組の社会構造を見る様な気がします。社会主義って何?…みたいな。
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