本日の物件探しは昼過ぎからです。T氏が予定がないらしく一緒に行きたいと言ってきたので一緒に行く事にしました。が、浦東新区の会社に荷物を届けてからという事なんで、先に浦東に行って地下鉄で待ち合わせ近くの徐家匯站まで行く事にしました。交通大学は徐家匯站か交通大学站が最寄り駅になります。大学自体は結構大きいので学部や校舎によってどっちが近いか変わってくるかと思います。それにしても今日はめちゃ天気いいです。今までで一番良かったかも?
↓この上海の浦東新区のパノラマ画像は横幅1920ピクセルにしてみたので、クリックしたらデカいよ!
で、徐家匯站(Xújiāhuì zhàn)に移動して待ち合わせ場所に。徐家匯站は確かに交通大学の最寄り駅だけど逆っかわなんで初めて行きました。駅周辺は大きな商業ビルが建ち並ぶ街で渋谷とか池袋みたいな感じかなぁ。紹介された物件はテナントビルと賃貸住居が混在したビルです。上海には結構そういうビルがあるみたい。ビルのオーナーが貸しているんじゃなくて分譲の部屋のオーナーがいてそれを貸しているという感じです。日本で言う所の「分譲貸し」です。ただ中国は不動産の個人所有が認められていないから、分譲と言うよりは日本で言ういわゆる「定期借地」に近いんだと思う。
日本的には賃貸専用マンションの方が落ち着いて暮らせていい感じかも知れませんが、私の印象ではそうでもない感じがします。と言うのは、やはりテナントビルは管理が行き届いていて賃貸専用マンションと比べて外観や共用部も清潔です。部屋に入れば気にならないかも知れませんが、賃貸専用の物件は外観や共用部が汚すぎて住む気を削がれます。それにこういうビルは管理人か警備員も常駐しています。まぁ、冷静に考えればその警備員が泥棒を撃退してくれたり、強盗から守ってくれるわけでもないような気もしますが…全世界共通でしょうけど。
景色は良かったけどやはり住む感じではなかったです。あと学校からも遠い。直線距離で1km弱で普通に歩くと30分くらいかかりそうです。徐家匯站自体が大きくて、その交差点を越えなければならないんだけどちょい至難の業っぽい。車の往来が多すぎて自転車で渡れなさそう。不可能じゃないけど面倒です。別に不便な場所じゃないけど、交通大学に通うには不便だな…って場所でした。
今回はヨーロッパ系の白人ミュージシャンと日本人女性のカップルも同行しておりました。日本人女性は初め南方系の中国人かと思ったんだけどね。白人ミュージシャンはすこーしだけ日本語が出来ました。日本人女性は仕事があるみたいだけど、白人男性はどうやってビザを取るんだろ?
で、その人達と不動産屋さんとで天山路(Tiānshānlù)と茅台路(Máotái lù)の間くらいの普通の団地群に連れて行かれました。駅からも遠いし、大学近辺の路線でもないのでちょっと対象外かな。でも静かな感じでいい物件でした。まだ前の住人が引っ越し作業中。何とピアノ付き物件だそうです(笑) 前の住人がオーナで別の所に引っ越すんだけどピアノが置けないから置いていくという事らしいです。前の住人っておばーちゃん二人だったんだけどBMWのミニも持っていて、しきりに自慢をしていました。しかし、このおばーちゃんが運転するとは思えないけど…。ミュージシャンは気に入ってそちらに決めました。
しかしT氏がそのミュージシャンに何度も「君たちとは二度と会う事がないだろうから…」とか言ったり、日本人女性にも「君はがっちりしていて体重が重そうだね」とか言って、ちょっと信じられない。次からは一緒に行かない事を決めました。そこら辺の回路はやっぱ大阪と言えども堺より南の人とは違うよね。理解できないししたくもない。
それはさておき、物件はイマイチなんで取りあえずホテルに帰る事にしました。お腹が減ったので途中で日本食系レストランに入って温かいうどんを食べました。
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